ワールドボーイのフラッグシップ　2000GX 製備品　美品で動作良好です

ネットで中古ラジオを探していると時々とても良い掘り出し物に出会う事が有ります。
残念ながら最近はその逆の方が多く、良い物の割合は下がって行く一方ですが。
今回の物はヤフオクで落札しました。オークション上での写真は余り良くなさそうでしたから期待はしていなかったのですが、届いてみると全体的にキズ、汚れは少なく、クリーニング、整備後は美品と言って良い感じです。
機能的にもすべてのアクセサリー動作OK、音、感度も良く、これまで此方で扱った20台のこのモデルの中でも1、2の状態の良さでした。
勿論、発売されてから50年になろうという個体ですから、デッドストックでも無い限り瑕はあります。この個体で言えば前面のアルミのパンチングメタルに塗装の剥げが有り、スプレーを吹いています。更にナショナルパナソニックの銘板が取れていて、フォトプリントを貼って居ます。
内部を含め全面的にクリーニングを行い、接点復活剤を必要箇所に塗布、内部の埃も汚れも可能な限り取っています。状態全てを表せる訳ではありませんが、外観の状態は写真にて判定下さい。
このモデルでは毎回褒めていますが、ボディが一体構造で成形されており、小生知る限り最も剛性、密閉製の高いラジオです。従い、内部迄大きな問題が出る事は比較的少ない。
弱点はバンド切替の接触不良位が偶に出る事でしょうか。
音、感度については改めて此方に書くほどでも無いでしょうが、AMについては12x180mmmというソニーの名機EX5と同じ大きさのフェライトアンテナを持っており、実際の比較でも受信できる局数では遜色有りません。
短波もソニーのICF-6500と比べて見ましたが、ソニーの方が周波数直読の強みは有る物の、受信性能、音についてはこれも遜色ありません。FMは音、感度、そして特に雑音の排除能力でソニーの勝ちです。まあ、発売年次に10年近い差があるので当然と言えば当然でしょう。
耐久性についてはワールドボーイの勝ちです。ソニーはバンド切り替え部分が機械的に弱いと思います。
価格は過去の取り扱い経験から状態を考慮して決めています。楽天では35k円位ですから妥当な所でしょう。
到着翌日迄の不良については責任を持って対応します。それ以降は中身をすり替えるという悪質なクレームが有り、無条件には対応出来ません。電池、オリジナルACコード付きです。

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