世界的ホメオパス、ジャン・ショートン著『ホメオパシーとエレメント』訳：由井寅子

『ホメオパシーとエレメント』著：ジャン・ショートン／訳：由井寅子／ホメオパシー出版　￥13,650（税込）

世界的ホメオパス、ジャン・ショートン博士『ホメオパシーとエレメント』です。

ホメオパスのための実践的な内容になっています。

周期表の中の元素を、どのようにホメオパシーのケアの中で使うことができるのか、これまで使われていなかった元素をいかに応用し、クライアントの症状像にアプローチをしていけるのかについて書かれています。

たとえば、よく使われるArsenicum albumは「ヒ素」のレメディという認識でしたが、この本を読んで、Oxygen「酸素」の要素にも目を向ける必要がることを知り、感動しました！
というのも、Arsenicum albumは「三酸化ヒ素」であり、酸素が含まれているからです。

Silica「ケイ素」にも「二酸化ケイ素」として、Alumina「アルミニウム」にも「酸化アルミニウム」として、それぞれに酸素の要素があるということを知っていてレメディを考えると、非常に広がりが出てきます！！

『ホメオパシーとエレメント』は1000ページを超え、内容がぎっしり詰まった本です。
レメディとして用いる際の元素の概念や性質がさまざまな角度から描かれており、具体的なケースや分析、反応などもよく使うレメディの深い理解に役立ちます。

最適なレメディを選ぶためには、しっかりとインタビューしてケースをとることが重要ですが、ケーステイキングポイントについても言及されています。

そして、すごいと思うのは、情報や知識を羅列しただけの辞書のようなものではなく、ホメオパシーの哲学や、どのような視点で見ていくのかといったこと、レメディの深い理解にもつながっていきます。

調べるためにももちろん使えますが、読んでいくと、非常に興味深く、おもしろく、次々とレメディのイメージが広がっていくように私は感じました。

本の状態です。
付箋を貼り、メモをとりながら読みましたので、目立った折れ、破れ、汚れ、書き込み（アンダーライン）はありません。
カバーは本棚から出し入れした時についた上下の小さな折れが多数あります。

上記の内容をご理解いただいた上、ご購入のご検討をお願いいたします。
万一、見落としがありましたら、ご容赦ください。

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